新鮮な着こなしが続出
5月16日(木)から始まる靴下展に向けて、「アンティパスト」からたくさんの柄ものの靴下が届きました。春夏ものが100種類以上。今シーズンだけでなく、これまでつくってきたアーカイブからのよりすぐりもあわせてとのこと。デザイナーのおふたりに話をうかがい、「アンティパスト」ファンの横尾さんや引田さんの着こなしを見させていただいているので期待が高まります。
ただ、ちょっと不安なのはa.の服とのコーディネート。大橋もショップのスタッフもふだんは、黒・紺・赤・グレーの無地の靴下をあわせているし、この原稿担当も地味めのカラータイツどまり。すぐにはイメージがわきません(大橋は全然不安そうではないのですが)。
そこでスタッフはサンプルの中からそれぞれ気になる靴下を選んで、a.の服とあわせて試着してみることにしました。特集「元気がでる靴下」。最終回はそのようすをご紹介したいと思います。いつもと雰囲気の違うa.をご覧下さい!
a.の服とコーディネート
白いスモックワンピースに、とスタッフの庄子が選んだのは、ブルーグレーにオフホワイトのクローバー柄のハイソックス。靴も淡いトーンでまとめると、全体にふんわりやさしい感じになりました。
水玉のハイソックスはどうでしょう。ボーダーにあわせてみましたが、モノトーンで色をそろえたからでしょうか、全然大丈夫です。おしゃれは引き算が大事とよく言われるけれど、足もとに柄ものの靴下をプラスすることで、定番のワンピースが新鮮にうつります。「ちょっと靴下としては高いと思っていましたが、Tシャツの色を変えたり、ストールを巻くのと同じアレンジができる。そう考えると高くないのかも」。
スタッフの中でいちばん若い近藤は、a.ではボーイッシュなコーディネート担当。メンズのA.を着ていることもあります。いつもはやはり無地の靴下をコーディネートしていますが、今回選んだのは淡い黄色の花柄と、それとは対極にあるようなモダンな柄のシースルー。さあどうでしょう?
黄色の靴下は全体が細かなレース編みになっていてとてもかわいらしい。それだけ見ると近藤には甘いかもと思いました。でもはっきりとした赤のジャケットや紺のストライプとミックスすると、服も靴下も両方とも化学反応を起こしたように変わりました。見たことのない近藤が出現、いい感じです。
勇気が出た近藤、「シースルーは左右別々にはいてみます!」。