毎シーズン、a.には、おしゃれの冒険心をくすぐる服があります。身につけると、ぽんっ、と日常から飛びはねることができる服、それがなんとも快感な服です。
　昨年は大胆なプリント、前シーズンは鮮やかなパステルカラー。キーワードはいろいろでしたが、今回はそれが、フリルです。フリルと言えば一般的にはかわいらしく、女の子のイメージ。だから「似合うかな？　どうなんだろう？」と思う方もいらっしゃるかもしれません。
　でも、これまでもそうだったように、大橋がつくるフリルの服は、かわいいけれど大人っぽい。色は黒、グレー、白のモノトーンまたは濃紺。使っている生地はメンズテイスト。シルエットも甘さを抑え、a.ならではの服に仕上がっているのです。
　「実際にサンプルを着ていただいた中に、フリルの服は選ばないような方もいらっしゃいました。でも普通にいい感じに着ていただけて。よかったと思いました」と大橋。
　今回のフリルシリーズはコート、ジャケット、ワンピース、ジャンパースカート、シャツ、Tシャツとアイテムが揃い、それぞれにフリルのきかせ方が違っていて、好きなもの、似合うものが選べるのも、嬉しいところ。
　展示会は、8/26（土曜日）からスタートする東京・駒沢のイオショップ＆ギャラリーを皮切りに、全国8カ所で開催させていただきます。ぜひ、ご来場、ご試着いただければと思います。


※写真のモデルの小林かおりさんは、身長163cm。a.の服はMサイズを着用しています。

　もちろんシンプルなデザインで着心地がよく、お客さまに信頼していただいているシャツやジャケット、パンツも揃っています。
　2017～2018年秋冬の服。特集第１話では、そのフルラインナップをご紹介。各アイテムの詳細は、第2話以降でご覧いただくとして、ここではいくつかトピックスをお伝えしたいと思います。
　シャツは、ウール素材でつくりました。秋口ならそれだけでほどよくあたたかいし、なにかの上にジャケット代わりにはおってもよさそう。厚すぎないので、上着やコートの下にも着やすい。おすすめの一枚です。コーディネートに大活躍の薄手ウールのボーダーには、タートルネックが登場しました。
　ジャケットやカーディガンは、かっちりしすぎず、くだけすぎない、ほどよいバランスでおつくりしています。
　パンツは、新しい2型（「長いバルーンパンツ」・「ボールパンツ」）が加わり、４つのシルエットから選んでいただけます。第4話で、スタッフがはき比べてみますので、展示会でのご試着の参考にしていただければと思います。