明後日6月26日からはじまる「a.後染め＋夏のおしゃれ」展。第２話では、これからの季節にうれしいストールやプルオーバーについてご紹介します。
　まずは洗い加工をほどこした大判ストールです。素材は麻や綿、６種類つくりましたが、どれも洗う前の生地と比べると新品の硬さがなくなり、空気をふくんで柔らかくなっています。肌になじむつけごこちで、ほどよくしわが入り風合いも出ました。これは大成功！
「オリジナルのきれができた」、「くしゃくしゃにしてもいいから持ち運びや旅行に便利」と大橋もスタッフもうれしくなりました。
　さっそく試着してみましたのでごらんください。

　ギンガムチェックのストールは、青と白、黄色と白の２種類です。もともと少し縮みの入った布でしたが、洗い加工することでいい感じに涼しげに変身しました。青も黄色も軽やかな色あいなので、首もとに巻くと表情を明るく見せてくれますし、ベーシックな黒、紺、白、グレーとの相性もよさそうです。
　青と白のストールは対角線に折って両方の端を後ろに回しています。
　黄色と白のストールは同じく対角線に折り、端と端を結んでいます。ちょっとルーズにしたり、首にきゅっと巻き付けたり。大判なのでいろいろに使うことができます。

　青と白のボーダーは麻。太いのと細いの、２タイプつくってみました。こちらもふんわりこなれた感じに仕上がっています。このボーダーは第１話でご紹介した後染めボーダーともとは同じ生地。こんなに違ったストールになるなんて、想像以上でした。おもしろい！清潔感のある色あいなので、夏に活躍してくれそうです。
　太いボーダー、左は対角線に折って三角形にして肩にさっとかけ、右は端が少しジャケットから出るようにして遊んでみました。
　細いボーダー、左は生地目にそって折りたたみシンプルに巻いたもの。右は対角線に折って首に巻き、端を後ろでさっくりと結んでいます。

　ストールの最後は麻の細かなギンガム、黒系と青系の２タイプです。他の４点に比べて一見目立たないのですが、つけてみたらシックでとてもいい感じ。無地の黒や白の服を大人っぽくおしゃれに仕上げてくれ、こちらも人気が出そうです。巻いてみると生地のミミの白いところがアクセントになっているのが楽しいですね。
　写真は黒と白のギンガム。左は対角線で折って三角形にし、肩にかけて端を背中側にながしています。

　イオグラフィックのホームページではすでに登場しているのですが、もうひとつ新作のプルオーバーもご紹介したいと思います。
　パターンはa.の定番プルオーバーと同じですが、夏に着心地のいい生地を２つ選んでつくりました。ひとつは綿麻ローン、もうひとつは麻ガーゼでどちらもストールと同様製品洗いをして仕上げています。
「風通しがいいこと、着ていてしわが気にならないこと、そして家で洗濯でき乾きやすいこと。夏ならではの楽ちんでおしゃれなトップスを作りたかった」と大橋。
　a.のボトムスやシンプルなデニムともあわせやすいサイズ感ですので、ぜひお求めいただければと思います。


　さて、この展示の後、イオショップ＆ギャラリーは夏のアクセサリー展、a.の秋冬新作紹介、そして手さげ展など新しい企画展が続きます。この特集でも次々にご紹介して行く予定ですのでお楽しみに！


＊掲載商品の価格は、全て税抜きの本体価格です。