特集 「えだまめパーティー」揃いました! ご注文はこちらをご覧下さい。
第1話 「えだまめパーティー」おでかけ編
  • 「えだまめパーティー」。扇面は布で少し透けます。緑ひと色のプリントで扇の骨になる竹もごくシンプル。とても涼しげです。縦(扇骨の長さ)約210㎜、扇面の幅は約100㎜。
  • 扇はこんな素敵なラベルのついた、楚々とした箱に入って届きます。扇子は末広がりで縁起がいい。プレゼントにも。1本4,000円+税
  • 切り紙に使うのはポピュラーな折り紙。「切りやすい紙質で色も好き」。豆も一粒ずつ描いて切ります。
  • 扇形の枠の中に枝豆を散らします。あっちをむいたりこっちをむいたり鞘から飛び出したり。原画を完成させて扇子工房に制作をお願いしました。
夏だから枝豆
 「ほぼ日」さんでは2011年から扇子をつくっていて、今年も夏に向けて14種類が勢揃い。大橋はそのひとつを担当させていただいたのです。
 扇子には「えだまめパーティー」という名前をつけました。枝豆たちがあちこちからいっぱい集まってきてパーティーをしている、そんなちょっとゆかいな絵柄なのです。
 「デザインの発想はとても単純なんです。夏といえば枝豆がおいしい。自分の好きな手法がいい。そして、なんでもないものをつくりたい」(大橋)。
 枝豆は生の本物を買ってきて、それを見ながら原画を描いて工作用の折り紙にトレース。はさみでチョキチョキ切ったものを扇型の紙に貼っていきました。「切り紙はテクニックがなくとも根気があればできるから」自分にあっていると大橋。パターンの繰り返しや、散らすのも好きなので、ポストカードもずっとこの手法でつくり続けています。でも枝豆はちょっとむつかしかったそう。
 「切り紙はあんまりリアルになっても気持ち悪い。おりこうさんにならないほうがおもしろいんです。でも本物の枝豆ってへんな絵よりへんな形をしている。いろんな形があるのでどう切っても本物に似てきちゃう」。
  • 手に持つとこれくらいのサイズ感です。「扇子があればちっちゃな風を連れて歩ける」と大橋。あおいで生まれる風はやさしい。
  • 扇子は外側にある親骨と呼ばれる竹で守られていますが、布の袋に入れて持ち歩けばより傷つきにくく、安心です。イオショップ&ギャラリーでお買い求めの場合限定のサービスとなります。
なんでもないかんじの扇子
 夏の光を浴びて自由な形に育つ枝豆を題材に選んだゆえの苦労はありましたが、白い布にグリーンひと色のシルクプリント。骨になる竹もごくごくプレーンなものを選んだ「えだまめパーティー」はシンプルで“なんでもないかんじ”に仕上がりました。ずっと使えそうだし、服も選ばない。なにより涼しい風に似合います。
 また、この軽やかさははじめての扇子を探している方にもおすすめです。扇子をさっと取り出して使える人は素敵と思っても、自分が使うとなると慣れていないのでタイミングがわからない。そんな人(私もですが)でもこれなら普段ぽくてさりげない。広げると「あ、枝豆!」とその場がなごみそうです。

 「えだまめパーティー」の販売は「ほぼ日」さんでは先月からスタート。5月16日からはイオショップ&ギャラリーでも取り扱いが始まりました。それにあわせて楽しいことをしようとつくったものがみっつあります。
 ひとつは扇子の持ち運びに安心な布の袋。もうひとつは、枝豆柄のハンカチ、そしてグラスです。
 布の袋は、扇子をご購入いただいた方にプレゼントしようとa.の服づくりに使うシーチングの生地を使ってささっと仕立てたものです。簡単なつくりですが、ひも付きで出し入れしやすく、汚れたら洗濯もできます。
  • 「えだまめパーティーハンカチ」。白地にきれいな緑。とても清潔感のあるハンカチができました。
  • 広げるとこんな感じです。枝豆たちがわいわい。440㎜×440㎜。1枚1,300円+税
  • ボーイッシュなコットンパンツやデニムのポケットからちょっとのぞいてもかわいいアクセントになりそうです。
  • 隅っこにこんなマークが入っています。「歩」という書き文字のサインです。
  • 扇子と扇子入れとハンカチ。「えだまめパーティー」おでかけ編です。手さげやかごの中にセットで入っていると、むしむし暑い日の外出も楽しく過ごせそう。
    扇子は自然の素材を使用した、職人による手作りです。製品によって少し竹の色が違ったり、プリント柄の位置がずれたりすることがございますが、ご了承下さい。
「えだまめパーティーハンカチ」
 夏にぴったりな「えだまめパーティーハンカチ」もつくりました。上質の白い綿ローン。手触りの柔らかさときりっとした張り。その両方をあわせもつ生地で、少し透け感があってとても涼しげ。広げると一面に枝豆が散っています。ちょっとおすましの生地の上で枝豆たちがパーティーをしているのです。
 「ハンカチだけ、扇子だけでもいいけれど、いっしょに持っていただくと、嬉しい感じが増すんじゃないでしょうか。ちょっとしたプレゼントにもいいし、小さいお子さんがいらっしゃる方には、バブーシュカのように頭に巻いてもかわいい。こちらも年齢に関係なく使っていただけると思います」。


※「えだまめパーティー」第2話ではグラスを紹介します。

※「ほぼ日」のサイト「ほぼ日のいい扇子2013」には、今年の扇子のラインナップが紹介されています。また、扇子の使い方や扇子工房の探訪ルポ、大橋のインタビューなど、読むほどに扇子が好きになる記事も満載。ぜひご覧下さい。
 
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